Ubuntu (Linux) 自動アップグレード停止手順

update

Ubuntuを利用する際、規定値で自動アップグレードが設定され、アップグレード時自動でサーバ再起動してしまうケースがある。
Webサイト用など無停止前提のサーバにおいては本設定を停止した方が良い。
そこで、本ナレッジではOSの自動アップグレードを停止する手順を記載する。

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Ubuntu の自動アップグレード停止方法

以下にOSの自動アップグレードを停止する手順を記載する。

  • 必要に応じて自動アップグレード停止前に一度アップグレードし、ソフトウェアを最新にする。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
  • OSによってはテキストエディタがインストールされていない場合があるので、必要に応じて設定変更用にテキストエディタをインストール。
$ sudo apt-get install vim
$ sudo apt-get install emacs
  • 現状の自動アップグレード設定を確認する。
    • “APT::Periodic::Update-Package-Lists”: 自動アップデート設定
      • 1: 有効、 0: 無効
    • “APT::Periodic::Unattended-Upgrade”: 自動アップグレード設定
      • 1: 有効、 0: 無効
    • “APT::Periodic::Download-Upgradeable-Packages”: 自動アップグレード設定 (パッケージダウンロードのみ)
      • 1: 有効、 0: 無効
$ cat /etc/apt/apt.conf.d/20auto-upgrades
APT::Periodic::Update-Package-Lists "1";
APT::Periodic::Unattended-Upgrade "1";
  • 自動アップグレード設定をオフにする。
    • “APT::Periodic::Unattended-Upgrade”の設定値を0に変更して、保存する。
$ sudo vi /etc/apt/apt.conf.d/20auto-upgrades

APT::Periodic::Update-Package-Lists "1";
APT::Periodic::Unattended-Upgrade "0";
  • 設定が変更されたことを確認する。
$ cat /etc/apt/apt.conf.d/20auto-upgrades
APT::Periodic::Update-Package-Lists "1";
APT::Periodic::Unattended-Upgrade "0";
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