YouTubeの動画や配信には様々なBGMが利用されている。YouTuberやVTuberはBGMに、無料で用途を問わず自由に利用可能なフリーBGMが利用しているケースも少なくない。
そのフリーBGMを気に入った場合、作業BGMとして聞きたいケースや、自身の動画などで利用したいケースも多々あると思われる。
本ナレッジでは、動画中に使われているフリーBGMの曲名や配信元の調べ方を記載する。
スマートフォンを利用したフリーBGMの調べ方
Androidスマートフォンの場合
Androidスマートフォンを利用した方法としては、Googleアシスタントを利用する方法がある。
- AndroidスマートフォンでGoogleアシスタントを起動。起動方法は下記のいずれかとなる。
- スマートフォンに「OK Google」と問いかける。(Voice Matchを設定している場合)
- ホーム画面の画面中の中央下にあるホームボタンを長押し。
- Googleアシスタントが起動したら、鼻歌検索 (Hum to Search) の起動。起動方法は以下のいずれかとなる。
- スマートフォンに「この曲は何？」と問いかける。
- 画面右下のキーボードマークをクリックし、文字入力画面を開いた後「この曲は何？」と入力。
- 鼻歌検索 (Hum to Search) 画面になるので、BGMが流れているスピーカー等にスマートフォンを近づける。
- 少し待つと検索が完了し、そのフリーBGMと予想される曲の動画や、サイトが表示される。
以上で、フリーBGMと予想される曲の動画や、サイトが表示されるので、曲名が特定出来たら、配布元サイトにアクセスしダウンロードして利用する。
フリーBGMを配布しているサイトの例としては以下がある。
- YouTube Audio Library
- DOVA-SYNDROME
ただし、その曲がフリーBGMではなく自由な利用を認めていない曲であれば利用は出来ない。また、フリーBGMであっても配布元の利用規約には従う必要があるので、利用には十分注意する。
iPhoneの場合
iPhoneを利用した方法としては、Siriを利用する方法がある。以下に手順を示す。しかし、Siriでは通常の曲やBGMの検索は可能だが、フリーBGMの検索は出来ない。
フリーBGMの検索はiPhoneの場合でも、前述のAndroidスマートフォン同様、iPhoneでもGoogleアシスタントアプリをインストールし、前述の手順を実施する。
- iPhoneでSiriを起動。起動方法は下記のいずれかとなる。
- iPhoneに「Hey Siri」と問いかける。
- 中央下にあるホームボタンを長押し。
- Siriが起動したら、Shazam (楽曲検索) を起動。起動方法は以下のいずれかとなる。
- iPhoneに「この曲は何？」と問いかける。
- BGMが流れているスピーカー等にiPhoneを近づける。
- 少し待つと検索が完了し、予想される曲が表示される。
本手順でBGMと予想される曲が特定出来るが、Siriでは通常の曲やBGMのみの特定となるため、購入し自身で楽しむのみとなる。フリーBGMではない場合、自由な利用は基本的に不可となる。
以上の音声検索は、DeepLearningを活用した音声認識の技術が活用されている。ディープラーニングやAIについては以下参照。